大好評「読者の声」

〇ハワイに行った時もお寺や神社、教会を訪れることを楽しみにしているのですが、失礼ながらメジャーではないお寺等の情報ってなかなか入手できないんですよね。そんな中、タイトルを見てビックリの本に出会いました。「アロハの島で寺めぐり マウカマカイの細道 ハワイ島編」です。
ネイバー好きで神社仏閣巡り好きな私にとって、どストライクの本じゃないですか!
ご夫妻が7年間にもわたる現地でのフィールドワークと関係者へのインタビューに基づいてまとめただけあって、その内容の深さと濃さに脱帽。寺院の紹介だけではなく、そのバックボーンである移民の歴史や日系文化の歩み等、普通のガイドブックには載っていない興味深い内容が満載。私の知的好奇心をびんびんに刺激してくれる内容でした。
またビッグアイランドに行けたら、この本を参考に寺院巡りをしたいです。
この本、おすすめですよ。(ブログ「Go! Go! ネイバーランド!」・koa Itoさん)

 

コロナ、なんともなりませんね。また巣ごもりです。

私は、アロハの島、枕元に置いています。地図を見ながら、時にはアイホーンで地図を開けて、「この道行き止まりだー」「こんな細いところ、よう入っていくなあ」「あれあれ行き止まりだあ」などと、現地感覚を入れて、旅しながら寝ていきます。(三重鈴鹿市・Mさん)

仏教というのはどうも苦手で、お寺に行くにも数珠を忘れるという失礼を重ねています。

「アロハの島で寺めぐり」は、そんな私にとって手に取り易い1冊でした。日系移民1・2世が心から求めた救い、開放、生き甲斐だったことが、ひしひしと伝わってきました。(三重伊勢市・Kさん)

遠く離れたハワイにあれだけ多くのお寺が造られ守られてきたことには、本当に驚いています。

宗教にはほとんど興味のない私ですが、生まれ故郷を遠く離れて、想像できないような苦労の中で生きる人たちにとって、宗教の持つ意味が少しわかるような気がします。(岐阜坂祝町・Fさん)

最初に思ったのは、ハワイのことについて無知な私にはハワイの仏教寺院はさらになじみの薄いものですが、こんな私にも現地でガイドを聞いているような気持ちで理解できるということでした。
本文の寺院紹介のほかに、「ちょっと寄り道」や「コラム」と称して書いてあるのが私にはホッと一息つける感があり、ブレイクタイムとして楽しめるものになっています。それにしてもよく調査され、それをよく表現されたものだと、その努力に敬意を表したいと思います。(三重四日市市・Iさん)

ハワイ島のお寺は日本のお寺ではみられない移民の方々の生きるための必死の祈りの場だったんですね。お寺の数の多さは、移民の方々の想いの強さを感じました。移民の方々の苦労は私には計り知れませんが、母国と戦わざるをえなかったあの戦争。国策のもたらした悲劇の中で、お寺は心の拠り所であったのだと胸があつくなってまいります。衣斐弘行様の「警鐘の著」というタイトルは、まさに私の胸に鐘が響いております。押しつけがましさが少しもなく、さわやかな文章はよけい心に響くものがあります。(奈良市・Hさん)

本を読むまでは、日本にあるお寺と全く同じ様式のお寺があるのかと思っておりましたが、現地の文化と融合した様式になっているのも、仏教の寛容さかと感心しました。

ハワイへの日本人移民の数の多さや、移民当初の苦労、海外での戦争経験等、知らなかった事がわかり、多くの発見がありました。(横浜市・Tさん)

移民の歴史から、各寺院のデータ、さらに派生的に出てくる人物まで、ネットでも文献でも現地踏査でも、本当によく調べてあるなぁと読むほどに感心しています。

各お寺での記述にしても、通り一遍の触れ方ではなく、そこで見たもの聞いたものがちゃんと記されていて、臨場感があり中身が濃い感じがします。読み進むほどにすごい労作・力作だなぁと改めて思っています。(三重桑名市・Kさん)

ハワイの仏教という観点は、今まで注目したことがなかったため興味深く拝見しました。

特に明治初期の移民1世の方々が経験された辛苦や、第二次大戦時の部隊のお話、現地において殺害された後藤𤄃氏のこと、ハワイ仏教の歴史についてたいへん勉強になりました。
当時の寺院が、コミュニティの中心となって地域の日系人の心の支えとなっていたこと、また、その寺院の維持が現代になって困難になってきていること、他方で、スピリチュアルな求めによって従来とは異なる形で仏教が求められていること。

これらの点は、遠いハワイの話でありながら、日本の寺院の話とも共通していると感じました。現地の寺院に実際に足を運んだことはないものの、何か、自分の周囲に起こっていることについて読んでいる気がしました。(鎌倉市・Hさん)

ドキュメントであり、体験録であり、歴史的検証の貴重な資料でもある。(三重津市・Mさん)

この本は、帯に書いてあるように、単なるガイド書ではなく、歩き回って聞き、文献を調べる緻密な調査による、研究書の一面を持っています。

だからこそ、慣れない用語などの説明不足が気にかかりました。(愛知県日進市・Kさん)

面白かった。明治の移民政策によって日本人の居住比率は高く、仏教各宗派の寺も多々というわけで、8年かけて36か寺を訪ねたことに基づくノン・フィクションとも言っていい。

難民・移民・入管も話題化する今日の状況を考慮に置くなら、単なるガイドにとどまらぬ諸問題が内包され、それへの感性もみずみずしく発揚された一書と言えよう。

島で世話になった僧などからの便りを巻末に揃えているが、一種の真実の声として受け止められる。息を抜いた形の、初めは普通の旅で訪れたのだが、という辺りの軽い序や、日常茶飯にもどっての感慨がもれる後記など別立ての形でほしかったと思う。(三重津市・Fさん)

 

○端的に言ってこの本は、ハワイ日系人の歴史・文化に関する貴重なアーカイブです。

豊富な写真と、現地の生活風俗にまで触れる記事。

見やすさ読みやすさに、いやが上にも興味が惹かれます。(鈴鹿市・Yさん)

○ハワイでお寺巡りとはびっくり。

ハワイでの日系人の歴史の重さもさり気なく紹介されていて勉強になります。なにより、軽快な文章ですらすらと読めます。(名古屋市・Nさん)

 

○まだハワイには行ったことはありませんが、必ず行くと妻と決めました。

元々リゾートに興味はなかったのですが、雄大な自然と青い海の魅力、そして数多くの寺。

日本とハワイを結ぶ歴史が本書にはわかりやすく記載されており、読み物として完成度。

さらに、出版社のホームページには特殊が組まれ、充実した情報がハワイに対するハードルを下げてくれました。(所沢市・Iさん)


○移民の厳しい労働環境と、また宗教に安らぎを求めて寺院建設にかける思いを、36寺を網羅する資料として読ませていただきました。

各寺の訪問記と写真による映像。寺関係のコラム記事。

8年がかりの取材がなければできないと思いました。

今まで気づかなかった、ハワイ島移民のことを学ばせてもらいました。(鈴鹿市・Kさん)

○ハワイ島にこれほどのお寺がある事は全く知りませんでした。

とても意義深い著書です。

ハワイ移民日系人の苦労と信仰の歴史がうかがえます。(四日市市・Nさん)

○中身はまことに骨太のしっかりしたもので、類書のない貴重なものと存じます。

何しろ文章が上手で破綻がないからとても読みやすい。

きっと、評判になるでしょう。(熊野市・Nさん)

○忘れ去られつつある、ハワイ日系移民の苦難の歴史と現状を捉え、現在の私たちに考えさせられる書物だ!(名古屋市・Hさん)

○カラー写真がたくさんあって、とても読みやすかったです。

いろいろな工夫がされていて、読者に気配りが行き届いた本です。(四日市市・Kさん)

○文章が丁寧だし、写真や地図また表などがあってとても分かりやすい。(知立市・Mさん)

○とても詳しい説明や写真でわかりやすい。この本片手に、心はハワイへ! お二人の足跡をたどって。信仰心のない私だけど……。 (四日市市・Yさん)

○寺院がこんなにたくさんあるなんて今まで知りませんでした。

後世に残る立派な文献になるでしょう。(豊橋市・Yさん)

○中身も重量もしっかりつまった本。すばらしい記録。(津市・Iさん)

○ハワイは新婚旅行の地です。コロナで行くことができませんが、また訪れたいです。 (多気郡・Aさん)

 

○適当に本を開き、付近のコラムから周辺の寺院の紹介へと読み進めました。寺めぐりのガイドという形を取りながら、これは正統的なドキュメンタリーです。時間をかけてじっくりと向き合ったハワイの移民史。寺院を介して「人」を見、「心」を観ずる、お二人の知性と誠実さと緻密な探究心がこの労作を生んだと思います。(大分市・Oさん)

○しっかりしたリサーチと親しみやすい文調で、読みやすく、他にない分野に切り込んだ意欲作であると感じました。内容がコアな部分もあるので、万人に……とは行かないかもしれませんが、よくここまで真摯に向き合って記録されたなあ、とフィールドワーク・スキルに脱帽します。自分は、ハワイは1回しか行ったことはありませんが、ハワイの歴史を知ることができ、読み物としても読み応えのあるものでした。(三重鈴鹿市・Kさん)

○自信もって薦められる本です。「今は旅行もできないから、ハワイのいい勉強にもなるわ」と思って、自分の兄弟、身内にも勧めます。(岡山倉敷市・Kさん)

○意外性に驚きました。存続している寺院の数々を丁寧に紹介し、独自のコラムが活き活きしている。深い。(三重玉城町・Mさん)

○私は、ハワイのこと、全くわかっていませんでした。移民の皆さんのご苦労や寄り所となっていた寺院のこと。もっともっとハワイの歴史、友人たちに広めていきたいなと思いました。(三重鈴鹿市・Dさん)

○人間あっての寺院、移民の歴史、人々の祈りを知る御本。(奈良香芝市・Hさん)

○人々の心の支えとなってきた日本の宗教の奥深さをしみじみと読ませていただきながら感じました。(三重四日市市・Mさん)

○ハワイ島全寺院の資料としてとても貴重の本。(福島三春町・Gさん)

 


<ハワイからの声>
○ハワイ仏教歴が細かく情報されて感動しました。7月、初盆法要の日に父が亡くなりました。恩師であり、僕の先生であり、南米開教区で念仏者として一本道で歩んで来られた父。小川ご夫妻の本を見ると父の思い出が溢れてきます。(ハワイ島・S師)

○ハワイ島の日系仏教寺院情報や島での日系移民などの歴史を紐解いた良書です。(ハワイ島・M師)

○ハワイ島の各寺の私の知らなかったこと、エピソード、開教使やメンバーの想いなど、大変読み応えのある本で、感激しました。出版まではコロナの影響もあり、本当に大変だったでしょうが、本として形にしてくださってありがとうございました。これからはこの本をいろいろな方に読んでいただけるように広めていきたいと考えております。(オアフ島・B師)

○ハワイ島の寺院、またその歴史について大変詳しくまとめてくださっており、このような書物を出版してくださったこと、また触れる機会を与えて下さったことに大変感謝しております。(ハワイ島・T師)

○何と言っても小川さんたちの個人的な体験から感じられたことをとても素直に、また真摯に語ってらっしゃるので、とても好感が持てます。何度も遠くまで足を運ばれて調査研究といろいろな出会いを繰り返されただけあって内容もとても充実して、軽い語りでとても読みやすいです。(ハワイ島・Bさん)

○お寺に小さいですが、貸し出し用の本棚があるので、コミュニティの日本人にも読んでいただけると思います。こういった貴重な情報が一冊の本としてあるととても助かります。もう一歩踏み込んだハワイを知りたい方にも重宝されると思います。(ハワイ島・Yさん)