『私の映画談義 昔、観た映画を語る』
木村 ようじ著
2025年1月発行 46判 202ページ 1,500円+税
・映画は人生を豊かにする最高のコンテンツ
・新旧の名作がずらり登場
・『ローマの休日』の裏舞台は必見
(内容紹介)
映画評論というわけでもない。
社会評論というわけでもない。
著者が以前に観た映画をネタにして好き勝手なことを書いただけの本書。
だからこそ、社会を科学する視点に迫り、作品に対する愛があふれる。
名作『ローマの休日』を著者独自の視点で書き下ろした解説は本書の見物だ。
そして『女ひとり大地を行く』、『真昼の暗黒』、『眼には眼を』などあまり知られていない作品を紹介するとともに、『自転車泥棒』、『わが青春に悔いなし』、『荒野の決闘』など幅広い名作も登場する。
さらに、今だからこそ観てほしい作品として『無防備都市』、『ひろしま』、『江分利満氏の優雅な生活』、『パリは燃えているか』など社会的なテーマを含めた作品も解説する。
本書に登場する作品の数々は、喜びや幸せ、時代を超えるものばかりである。見どころだ。
『AI時代の探訪美』
渡邊 清著
2025年1月発行 B5判 220ページ 1,500円+税
・AI思考とはいったい、何なのか
・数々の名画をAIで紐解く1冊
(内容紹介)
AI思考とはなにか。
ずばり、暗黙知を形式知にすることである。
暗黙知とは、個人の経験や勘に基づいて生じる、言語化されていない主観的な知識。
形式知とは、言語や図式、数式などによって体系的に整理された客観的な知識で、第三者に伝えることを目的としている。
これがAI思考である。
本書は黄金比を活用し、人間が美しいと感じることに対して、形式知として説明をした類まれな1冊である。
黄金比について知る人は稀であろうと思われる。
黄金比とは、縦:横の比率がおよそ1:1.618(約5:8)のことを指す。
自然界の多くに存在する調和の比で、人間にとっても安定した最も美しい比率であると言われているものである。
AI思考と黄金比を活用し、本書では主に龍安寺、神奈川沖浪裏、モナリザの美を追及し、読後には新たなステージに立つことになる。
普遍的な美は暗黙知ではないことを理解するであろう。
それらの美は、形式知として捉え、私達の社会は躍進する。
『おもしろ算術続編 わ! おもろいわ 算数・数学が得意になる』
醍醐 實著
2024年8月発行 A4判 54ページ 800円+税
・大好評だった『おもしろ算術』の続編
・算数、数学で人生を豊かに
・ベテラン数学教師からのメッセージが満載
(内容紹介)
主に神奈川県の公立高校、東京都品川区の小中学校で教鞭をとった著者。
改めて数学を見つめ直した本書。
伝えたいことは、数学の本質だ。
約40年間に渡り、教育現場から数学の魅力を発信し続けてきた著者ならではの斬新な視点。
それは、新しい気づきと豊かな人生のヒントとなる。
昨今の数学離れを憂いつつ、実践的な問題と人間味あふれる解説は見どころだ。
『安保条約を解消し、豊かな福祉国家へ』Part2
日本の民主主義のさらなる進展のために
川島 仟太郎著
2024年6月発行 A5判 68ページ 700円+税
・日本の社会問題を知る
・とにかく、知らなければ始まらない
・今は、知るだけで充分
(内容紹介)
大好評だった『安保条約を解消し、豊かな福祉国家へ』の補充書。
第1章では日本の国債ビジネスを取り上げ、国債発行の実態、内訳をあげ、その問題点、結果として膨大な債務の解消法を提案する。
第2章では、独裁体制から民主主義を勝ちとるために、私たちはどのような考え、行動をとるべきなのか、ジーン・シャープを参考に読み解く。
第3章では、軍隊のない国であるコスタリカの安全保障と高度な民主主義国家とりあげる。
第4章では、日本における非武装中立国の実現方法を提言する。
本書は、日本が抱える経済、安全保障という2つの問題に焦点をあて、日本人が知っておかねばならない情報と新しい考え方に触れるよい機会になる。