『人として教師として
団塊世代からのメッセージ』
湯川 一俊著
2022年4月発行 46判 270ページ 1,636円+税
こんな先生に出会いたかった、教えてもらいたかった(読者より)。
教師生活40年の軌跡をまとめた1冊。
これから小学校教師を目指す人への必読書。
(内容紹介)
子どもたちと向き合うことで生まれる、試行錯誤の毎日。
自分なりの答えを導き出し、実践と理論を示した本書は、これから教師を目指す人たちへの大きなヒントとなる。
また、学校には様々な教師がいてこそ「集団としての教育力」が発揮される。
そして、教師は皆、取り得があり、自負をもって仕事をしたいと思っている。そのため、教師集団のまとまりを作るためにも非常に参考になる。
事例として、実際の学級会の進め方、障がいのある子どもへの対応、荒れた学級を受けもったことなどは見所である。
さらに教師の勉強方法や交流を記載し、教師をどのような立場(労働者)としてとらえるのか、組合の大切さも説く。
著者の40年間の体験を通して、今後の教師への提言も展開し締めくくる。
『短詩集 いざ! 言葉のデッサン帖』
竹内 徹著
2021年12月発行 46判 180ページ 1,000円(税込)
87歳の短詩ジャーナリスト誕生
短詩(短い詩)の創作を丁寧に指南
他人とは違うSNS投稿をしたい人にも最適
(内容紹介)
短詩(短い詩)は一切のルールはない。
SNSの投稿と共通するところもある。
しかし、決定的に違う部分は、考えぬかれているかどうかである。
言いかえると「作品なのか」、「つぶやきなのか」である。
[新詩人]
和装から割烹着へ
五・七・五でも
七・五・三でも
時代を自在に料理する
[鍵穴]
玄関から招き入れた平和が
いま
裏口で わらじの紐を結んでいる(本文より)
斎藤緑雨文化賞受賞(2021年11月13日)
『アロハの島で寺めぐり マウカマカイの細道』ハワイ島編
小川 はつこ, 小川 隆平 著
2021年6月発行 A5判 252ページ 2,091円+税
『中日新聞』 2021年6月17日掲載
『伊勢新聞』 2021年6月23日掲載
『ヤフーニュース』 2021年6月23日掲載
『msnニュース』 2021年6月23日掲載
『スマートニュース』 2021年6月23日掲載
『HALLOM』(ハロム) 2021年7月2日掲載
『中日新聞・夕刊』(中部の文芸) 2021年7月26日掲載
Mieライブ(三重テレビ出演) 2021年8月4日放送
『中日新聞・文化欄』 2021年9月21日掲載
『朝日新聞』(東海の文芸) 2021年9月30日掲載
『中日新聞』&『東京新聞』(文化欄) 2021年11月23日掲載
『中日新聞』&『東京新聞』(文化欄) 2021年11月30日掲載
なぜ、ハワイ島に寺があるのか。 なぜ、日系人が多いのだろうか。
まったく新しい、ハワイ観光を開拓すべし。
(内容紹介)
本書は単なるガイドブックを超えた、読者に新鮮な満足を贈る知的ガイドブックである。 家の中でひと味違うハワイ旅を楽しみたい人にも、コロナ後にハワイへ行こうと考える人にも、大いに役立つ本になるだろう。
ハワイ島には30を超す仏教寺院が現存する。
これは、明治時代初期から始まった移民が関係している。
著者は8年にわたって島内の寺院と日系人を訪れ、聞き取りと調査を重ねた。
浮かび上がったのは、日系移民の苦難と向上心、彼らが築いた寺院の役割と歴史、日系アメリカンの意識と寺院が抱える今日的課題等であった。
さらに、敢然と権力に立ち向かった後藤濶(ごとう・かつ)の悲劇、マルチ・タレントを発揮して活躍した武居熱血(たけい・ねっけつ)、起業家として名を残した岩崎次郎吉等、知られざる英雄に出会うことにもなる。
『入郷随俗(ルーシャンスイスー)
山西省運城学院奮闘記』
山口榮一著
2021年10月発行 46判 110ページ 909円+税
『日中友好新聞』 2021年12月15日掲載
元小学校教師が選んだ第二の職場は中国だった。
異なる言葉と文化の壁。
でも、少しずつ前に進むと、開けてきた新たな世界。
(内容紹介)
2005年、小学校の教師が選んだ第二の職場は山西省・運城市。文化はもとより、言葉すらわからずに日本語教師として教鞭をとった著者は、少しずつ生徒たちと心が通いはじめる。
互いを知ることで学び合い、伝え合うことで大陸の魅力と悠久の歴史を知った。
そして、かけがえのない交流と人生の宝物を手に入れる。これぞ、好奇心と勇気で駆け抜けた実録記。
『東京大空襲を乗り越えた朋代 一回』
里柳 紗季著
2021年10月発行 46判 170ページ 1,364円+税
東京大空襲に遭い、地獄を見た少女の実録記。
平和に暮らしている私たちは、この事実をしならければならない。
(内容紹介)
1945年3月10日未明、約300機のB29が東京を目指した。それまで東京都は122回もの空襲を受けたが、その日の空襲は類例のないものであった。死体を踏まないように、全焼した家を目指す朋代と母。やがて戦後となり、少女は大人になる。日本人が忘れてはならない、知らなくてはならない真実がたくさんつまった実録記。
『科学が君を「高貴化」する』
小田 鴿介著
2021年6月発行 A5判(変形) 172ページ 1,091円+税
差別雇用、所得格差、政治不信、LGBT問題、個人情報保護、異常気象など 社会問題として認識されながら、どれほどの時間が経ったのであろうか。
(内容紹介)
工学博士・小田鴿介よる、社会変革を目指す第3弾。
これからを担う若い世代が対峙する社会問題について、どのように考えればよいのか、どのように行動すればよいのか。
数多くのヨーロッパの偉人、日本の偉人をとりあげ、彼らはどのようにして時代を切り開いたのかを簡潔にまとめあげた本書。
豊かな人生を送ること、その豊かさとはなにか。
発想を具現化するためにはどのようにしたらよいのか。
その発想はどこから生まれてくるのかbr私たちはこういったヒントを過去の偉人から学ばなければらならない
『アウシュヴィッツの画家の部屋』
大内田 わこ著
2021年4月発行 A5判(変形) 124ページ 1,364円+税
『しんぶん赤旗』(読書) 2021年5月23日掲載
『新かながわ』(書評) 2021年6月20日掲載
『全国商工新聞』(読書) 2021年6月21日掲載
『女性のひろば』(書評) 2021年8月号掲載
『しんぶん赤旗・日曜版』(書評) 2021年7月11日号掲載
『婦人通信』(書評) 2021年7・8月号掲載
『東京民報』(書評)2021年7月18日掲載
『京都民報』(書評)2021年8月29日掲載
第2次世界大戦中、ナチス・ドイツ最大の殺人工場として知られるアウシュヴィッツ強制収容所。 そこに、収容されていたポーランド人画家たちが絵を描いていた事実を信じるだろうか?
(内容紹介)
ジャーナリスト・大内田わこのルポルタージュ第3弾。
本書はアウシュヴィッツ強制収容所で命と引き換えに、絵を描いてきたポーランド人画家たちの運命を伝えるとともに、ナチスや戦争の真実に迫る1冊。
大内田わこが現地を取材し、戦争を知らない世代へ送る渾身の書き下ろす。
日本人が知らないアウシュヴィッツの現実、あまりにも過酷な真実を知らなくてはならない。