2021年7月15日(更新)

新ハワイ観光と日本人ルーツをたどる旅へ

アロハの島で寺めぐり

アロハの島で寺めぐり

マウカマカイの細道 ハワイ島編


寺院めぐりのコツ

寺院めぐりにはレンタカーが欠かせない
ハワイ島では公共交通機関が発達していない。

公共バスは本数が少なく移動手段には適さないし、タクシーは予約が必要で、流しのタクシーはないと考えた方がよい。

したがって、寺院めぐりにはレンタカーは不可欠だ。

レンタカーをあらかじめ日本から予約しておく
ハワイは基本的に年中ハイシーズン。

旅行日程がほぼ決まったら、できるだけ早く日本から予約しておきたい。

早めの予約の方が安くなったり、ギリギリの予約だと車がなかったりする。

予約の際、カード会社、航空会社、旅行会社、ホテル等のプロモーションコードがあれば10%ほど割引される。
※ハワイ州では入国1年以内は日本の運転免許証で運転することが認められているが、念のため国外運転免許証も携行しておきたい。

空港に着いたら
コナ空港の場合、ターミナル前から各レンタカー会社の無料シャトルバスが運行している。

そのバスに乗るとそれぞれの営業所まで連れて行ってくれる。

営業所のカウンターで予約確認書(バウチャー)、パスポート、クレジットカード、日本の運転免許証(国外運転免許証)等を提示し、手続きを済ませる。
ヒロ空港の場合、ターミナルから駐車場側に出ると、各レンタカー会社の小さな受付カウンターが並んでいる。

自分が借りるレンタカー会社のカウンターで手続きをすませば、車の鍵が渡される。

ハワイ島の運転はそんなに難しくない
幹線道路は道幅が広く信号も少ないのでレンタカー初心者でも走りやすい。

最近コナ空港とカイルア・コナ間の複線化が進み、渋滞するようなところはほぼなくなった。

すいすい走りやすくなったが、制限速度は守りたい。

コナ空港から19号を北上する辺りはよく覆面パトがスピード違反の取締りをしている。

また「ロバ注意!」の道路標識をあちこちで目にするだろう。

残念ながら著者はロバには一度もお目にかかったことがないから、この標識はスピード注意を喚起する意味が大きいのだろう。

早朝や夕方はヤギやブタなどが飛び出してくることがあるので、注意が必要だ。

ハワイ島の夜は暗い
ハワイ島では街灯の数を制限しているので、夜は暗い。

カイルア・コナやヒロの町部以外では街灯がほぼ設置されていないと考えた方がよい。

あまりにも暗くて車線を探しながらの運転になるところや、センターラインに埋め込まれた反射鏡すら見えないところもある。

こんな時に雨でも降ってきたら最悪だ。暗くなる前には宿泊先に戻りたい。

また、サドル・ロード(ダニエル・イノウエ・ハイウェイ)は麓の天気が良くても、午後は天気が崩れることが多い。時間に余裕をもって行動したい。

返却
「Rental Car Return」の標識に沿って車を進め、利用しているレンタカー会社へ。

返却レーンに係員が待機しているので、チェックをしてもらう。

特に何もなければ、端末機でプリントアウトしてくれるレシートを受け取れば終了。
一度、コナ空港で早朝6時頃の始発便を利用したことがある。

まずレンタカーを返却して、シャトルバスに乗って空港でチェックイン……と想像し、4時45分頃には営業所に着くようにした。

営業所前にはすでに返却待ちの車が並んでいて、営業所が開くのを待っている。

ところが、営業開始の5時を過ぎても係員が現れない。ゲートは閉まったまま。

間に合うの? と、ヒヤヒヤした記憶がある。

それでも、結果的には何の問題もなく始発便に乗れたわけで、どうやらアロハの島ではアロハの時間に身を委ねる心持ちが大事なようです。参考まで。

ベストシーズンは?
お寺の行事を重視するなら、6~8月の「ボンダンス(盆踊り)」は見逃せない。

ある年齢より上の方には懐かしい、定番の盆踊り曲も流れる。

毎週末、お寺が重ならないように日程が組まれているので、自分の滞在期間にどこの会場で開催されるのかを調べて、ぜひ参加してみたい。

また、会場内ではメンバーさんたちがムスビやサイミンなどの軽食、手作りクッキーなどを販売している。日本風ハワイの味も楽しんでみよう。

ほかにも各寺院では、年末年始(大晦日、元旦)、彼岸会、花祭り(降誕会)。

年間通じて様々な行事を行っている。

行事は本来楽しく、何か自分にとってプラスになるものだ。

あらかじめ、それぞれの寺院の予定を調べておくと、旅の楽しみが膨らむだろう。

可能であれば、太鼓・柔道・ボンダンス・合唱団・座禅など、各寺院が開いているサークルも覗いてみてはどうでしょう。

せっかくハワイに来たのに、お寺めぐりだけでは……という方のために。
『アロハの島で寺めぐり』では触れなかった旅のヒントをご紹介。

季節
・5~10月の乾季は、天候が安定している。花も美しく咲き誇る。6月は降水量が最も少なく、マンゴーが熟す季節(同じ土地に育っているマンゴーでも木によって味が違うという話を聞いたことがある)。パイナップルなどの果物もおいしい。8月頃からはコーヒーの収穫が始まる。ただし、この季節の紫外線は強烈。おまけに、ハリケーン(台風)がやって来ることも。ハリケーンの上陸予報が出ると、食料品や日用品を求めて人々がスーパーに殺到する。
・11~4月は雨季。とはいえ、一日中降り続くというより、にわか雨が多いという程度。その分、虹を見る機会が増える。12~3月頃にかけてはザトウクジラが島の周辺にやってくる。鯨を見たいのならこの季節。1月頃からコーヒーの花が咲き始めコナでは「コナ・スノー(コナの雪)」と呼ばれる景色が広がる。2月頃は朝夕が涼しく、3月頃になると春を告げるジャカランダが青紫色の花をつけ始める。
・一般的には、島の東側(ヒロ側)は雨が多く、西側(コナ側)は雨が少ない。
・パパイヤやアボカドは年中採れるし、種類も豊富なのでいろいろ食してみたい。アボカドに関して著者の好みはシャーウィル。クリーミーで濃厚、水っぽくない。わさび醤油で食べれば、まるでトロマグロ。お試しあれ。

星空を見るなら
ハワイ島は星空が美しいことでも有名。1年の360日は晴れるというマウナ・ケア山頂には世界各国の天文台が並ぶ。月齢をチェック。月齢4~16は避けた方がよい。天の川のベストシーズンは夏~初秋。
コンディションが良ければ、マウナ・ケア(4205m)山頂付近まで行かなくてもオニヅカ・ビジターセンター(標高2800m)で十分。180度を超える満天の星空を眺めることができる。圧巻の星空。ただし、フリースやダウン、長ズボン、手袋などの防寒着は必需品。

イベント重視なら
6月、フラの祭典「メリー・モナーク・フェスティバル」(ヒロ)
10月、世界最高峰のトライアスロン大会「アイアンマン・ワールドチャンピオンシップ」(カイルア・コナ)
11月、ハワイで最も古いフードイベント「コナ・コーヒー・カルチュラル・フェスティバル」(カイルア・コナ)

宿泊費を抑えるなら
著者の経験や滞在中に聞いた話では、年中ハイシーズンのハワイでも、5月中旬~6月上旬、9月上旬~10月中旬は、少しだけホテルなどお値打ちな料金設定になる可能性が高い。もちろん、航空運賃も少々安くなる。設定が1日2日ずれるだけで料金が大きく変化することもあるので、航空会社やホテルなどのサイトをよく調べてみよう。
宿泊は高級ホテルじゃないとイヤ! という方を除いて、宿泊費を抑えるには民泊という方法もある。一般家庭のゲストルームなどに泊めてもらう民宿のようなもの。ホテルやコンドミニアムのような快適さは望めないかもしれないが、一般家庭の生活を垣間見ることができるし、現地の方との交流も楽しい。たとえば、Airbnbなどから予約できる。


ハワイ島の日本仏教寺院と日系人の足跡をたどる

3日間コース・5日間コースプランの提案

ハワイ島は通称「ビックアイランド」と呼ばれるように、オアフ島の約7倍の広さがある。

すべての日本仏教寺院を回ろうとすれば、相当な日数が必要になる。

長期滞在するなら、バカンスの合間に寺院めぐりを組み込んで楽しむことは可能である。

しかし、2~3日の滞在となると相当な体力が求められるし、リゾートはあきらめなくてはならなくなってしまう。
そこで、短期滞在でも見所を絞って効率よく回れるコースプランを立ててみた。
●3日間コースと5日間コースで、日本人観光客が一番多いと思われるワイコロア(コナ北部)を起点にしている。
●道路はほぼ迷うことなく安全に走り、各寺院での滞在時間は20~30分と想定した。
●寺院などは本書『アロハの島で寺めぐり』で紹介しているので、起点をヒロに替えたり、好みの寺院と入れ替えたり、省略したりと、自分流のアレンジを楽しんでほしい。

(3日間コース)

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1日目:コナ地区(所要時間およそ7時間)

1.コーヒーロードでコナ・コーヒーの試飲
①フラ・ダディ(やや高価だがおいしい)
②ドトール(美しい庭園で沢尻エリカが結婚式を挙げて話題に)
③UCC(日本人販売員が常駐。簡単な農園見学も可能)

2.ホルアロア散策(ホルアロアは小さな町。通り沿いの店舗でのショッピングも楽しい)
①コナ高野山大師寺(一帯に数多くあった真言宗寺院で、ただひとつ残った寺)  
②ホルアロア日本人墓地(移民の出身県や幼児・若年での死亡が多いことなどが理解できる)

3.コナ大福寺(ご住職は観音様のような慈光尼。ショップでは寺名入りのTシャツが手に入る)

4.レストラン「てしま」(地元民で賑わう店内で、安くてボリューミーなランチを)
または、マナゴ・ホテルのレストラン(キャプテンクックにあるハワイ島最古というレストラン)

5.コナ・コーヒー・リビング・ヒストリー・ファーム(内田農園。コーヒー栽培の工夫と生活の知恵が一目瞭然。開館時間は10:00~14:00。曜日は要確認。ガイドツアー(約1時間)はオススメ)

6.コナ本願寺(オニヅカ宇宙飛行士ゆかりの寺)


2日目:ハマクア・コースト(所要時間およそ8時間)
1.ホノカア散策(日本人移民の歴史を感じるレトロで小さな町)
①ホノカア本願寺(後藤濶の法要を営む寺。近くにホノカア・ヘリテージ・センターがある)
②ピープルズ・シアター(谷本初蔵が開業したハワイ島最大の劇場。映画「ホノカア・ボーイ」の舞台)
③カツ・ゴトウ祈念碑(正義と公正を求めて無念の最期を終えた後藤濶)

2.ハマクア・コーストの寺院めぐり(寺院は19号線沿いに点在する。あらかじめチョイスしておこう)
①ハマクア浄土院(ハワイ州で最初の仏教寺院)
②ラウパホエホエ・ビーチパーク(ホノカアでスパムにぎりなどを買い、ランチするも良し)
③ラウパホエホエ浄土院・跡(現在はB&B。声を掛ければ内部見学をさせてくれる)
④ホノヒナ本願寺(「プランテーション・ハウス型」初期寺院の典型)
⑤ハカラウ浄土院(インド風の白い寺。ハワイ州歴史登録財)
⑥ホノム遍照寺とホノム本願寺(この2寺は隣接している。アカカ滝も近くにある)
帰路はサドル・ロード(ダニエル・イノウエ・ハイウェイ)でコナ側へ。
サドルロード中間点ぐらいのリクレーション・パークにトイレがある。
街灯の数を制限しているので、ハワイ島の夜は暗い。運転要注意!

3日目:プナ地区とヒロ散策(所要時間およそ8時間)

1.プナ地区
①プナ本願寺(竣工当時「ハワイ島一の法城」と称された白亜の寺院)
②カーチスタウン浄土院(オリジナルで現存するハワイ島最古の寺)


2.ヒロ散策
寺院以外にも見所の多い街。ファーマーズ・マーケットと太平洋津波博物館はヒロ中心部にある。
①スイサンでランチ(ポケ丼)がおすすめ。
または、ロコモコ発祥の店「カフェ100」でランチをするなら、ヒロ東本願寺は近い。
②ヒロ法眼寺(開教師の九鬼先生にお話を聞いてほしい)
③ヒロ東本願寺(ハワイで一番大きなパイプオルガンがある。新しく三好開教使が駐在)
④本派本願寺ヒロ別院(白亜の寺院。開教使(僧侶)が複数在駐)
⑤ヒロ大正寺(新しい内陣装飾の曹洞宗寺院。オリジナルの本堂はヒロで最古)
⑥太平洋津波博物館(ヒロは1946年と1960年の2度、大きな津波に襲われた)


(5日間コース)

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1日目:コナ地区(所要時間およそ7時間)

1.コーヒーロードでコナ・コーヒーの試飲
①フラ・ダディ(やや高価だがおいしい)
②ドトール(美しい庭園で沢尻エリカが結婚式を挙げて話題に)
③UCC(日本人販売員が常駐。簡単な農園見学も可能)

2.ホルアロア散策(ホルアロアは小さな町。通り沿いの店舗でのショッピングも楽しい)
①コナ高野山大師寺(一帯に数多くあった真言宗寺院で、ただひとつ残った寺)  
②ホルアロア日本人墓地(移民の出身県や幼児・若年での死亡が多いことなどが理解できる)

3.コナ大福寺(ご住職は観音様のような慈光尼。ショップでは寺名入りのTシャツが手に入る)

4.レストラン「てしま」(地元民で賑わう店内で、安くてボリューミーなランチを)
または、マナゴ・ホテルのレストラン(キャプテンクックにあるハワイ島最古というレストラン)

5.コナ・コーヒー・リビング・ヒストリー・ファーム(内田農園。コーヒー栽培の工夫と生活の知恵が一目瞭然。開館時間は10:00~14:00。曜日は要確認。ガイドツアー(約1時間)はオススメ)

6.コナ本願寺(オニヅカ宇宙飛行士ゆかりの寺)


2日目:ヒロ散策(所要時間およそ8時間)
寺院以外にも見所の多い街。ファーマーズ・マーケットと太平洋津波博物館はヒロ中心部にある。
1.ヒロ大正寺(新しい内陣装飾の曹洞宗寺院。オリジナルの本堂はヒロで最古)

2.太平洋津波博物館(ヒロは1946年と1960年の2度、大きな津波に襲われた)

3.本派本願寺ヒロ別院(白亜の寺院。開教使(僧侶)が複数在駐)

4.カメハメハ大王像(後方に、地図から消えた日本人町「新町」があったことを示すプレートがある)

5.スイサンでランチ(ポケ丼)がおすすめ(スイサンから歩いてすぐの19号線沿いに「津波時計」記念碑がある。日本庭園のリリウオカラニ公園も近く。この辺りに日本人町「椰子島」があった)

6.ヒロ法眼寺(開教師の九鬼先生にお話を聞いてほしい。ハワイ島土産の定番、ビッグアイランドキャンディーは法眼寺の近く)

7.ヒロ東本願寺(ハワイで一番大きなパイプオルガンがある。新しく三好開教使が駐在)

8.ヒロ明照院(ハワイ島で最大の浄土宗寺院。歴史的な遺物を多く保管する)

9.ヒロ大神宮(日本国外における最古の神社。新しく藤森宮司が着任)

3日目:コハラ地区とホノカア近郊(所要時間およそ7時間)

1.コハラ地区
①ハヴィ浄土院(初期日本風寺院の外観を今に残す)
②カメハメハ大王像(カメハメハ大王像第1号)
③コハラ浄土院(日系人から「コハラ寺」と親しまれたコハラ地区最古の寺)
④カムエラ本願寺(新しく山岸開教使が駐在。ワイメアは土曜日にファーマーズ・マーケットが4か所で開催される)

2.ホノカア近郊
①ホノカア散策(日本人移民の歴史を感じるレトロで小さな町)
・ホノカア本願寺(後藤濶の法要を営む寺。近くにホノカア・ヘリテージ・センターがある)
・S.ハセガワ・ストア(プランテーション時代の商業施設。映画「ホノカア・ボーイ」の舞台)
・ピープルズ・シアター(谷本初蔵が開業したハワイ島最大の劇場。映画「ホノカア・ボーイ」の舞台)
・カツ・ゴトウ祈念碑(正義と公正を求めて無念の最期を終えた後藤濶)
②ワイピオ渓谷展望台(タロイモ畑が広がる渓谷。帰路、ホノカア日本人墓地を訪れてみよう)
③ハマクア浄土院(ハワイ州で最初の仏教寺院。後藤濶の墓地がある)

 

4日目:ハマクア・コースト(所要時間およそ8時間)

寺院は19号線沿いに点在する。あらかじめチョイスしておこう。
1.オニズカ・インフォメーション・センター(マウナケア山頂へ向かう拠点(標高2800m)。

世界でも珍しい銀剣草(シルバー・ソード)が生息)

2.ヒロからパパイコウへ(ヒロから19号を北上)
①アラエ墓地(ヒロの町を抜けた19号沿い)
②プランテーション・ミュージアム(パパイコウ本願寺手前、個人経営のミニ博物館)
③パパイコウ本願寺(本堂内にある1対の襖絵が美しい)

3.ホノム散策(ホノムは、プランテーション時代にかなり栄えた町。当時の雰囲気が今も残る)
①ホノム遍照寺(真言宗ハワイ別院のご本尊も安置)
②ホノム本願寺(かつての隆盛を想起させる内陣)
③アカカの滝(ホノムから近い)

4.ハカラウ浄土院(インド風の白い寺。ハワイ州歴史登録財)

5.ホノヒナ本願寺(「プランテーション・ハウス型」初期寺院の典型)

6.パパアロア本願寺(寺院は閉鎖。すぐ近くに、カフェ&雑貨店がある)

7.ラウパホエホエ浄土院(跡)(現在はB&B。声を掛ければ内部見学をさせてくれる。

ラウパホエホエ・ビーチパークまですぐ)

8.パアウイロ金剛寺とパアウイロ本願寺(この2寺は隣接している)

 

5日目:プナ地区とカウ地区(所要時間およそ8~9時間)

1.プナ地区
①プナ本願寺(竣工当時「ハワイ島一の法城」と称された白亜の寺院)
②カーチスタウン浄土院(オリジナルで現存するハワイ島最古の寺)
③ハワイ火山国立公園(2020年12月キラウエア火山が噴火を再開。最新情報を要確認)

2.カウ地方
①パハラ本願寺(幾多の災難を乗り越えた寺)
②ウッドバレー寺院/元カパパラ日蓮宗教会(ハワイ州で最初の日蓮宗教会堂。現チベット仏教寺院)
③カウ・コーヒー・ファーム(コナとは土壌や気候が異なり、コーヒーの味も変わるとか)
④プナルウ黒砂海岸(有名な黒砂海岸。ウミガメに出会えるかも)
⑤プナルウ・ベイク・ショップ(米国最南端のパン屋。ナアレフ本願寺は近い)


ホノルルから 楽ちん日帰りプラン

<貸切チャーター車利用>

ホノルル観光のついでに、ハワイ島にも行ってみたい。

という方には、ハワイ島の旅行会社が催行する「貸切チャーター」というのもある。

オーダーメイドのオリジナル・ツアーだ。

「ハワイアン・アドベンチャーズ」、「マナツアーズ」、「あいらんどどりーむず」などが催行している。
これなら、レンタカーを借りなくてすむ。

日本語ガイドが案内してくれるので言葉の心配もなくなるし、自分たちのペースで回ることができる。

ただし、費用はそれなりにかかる。
「貸切チャーター」を利用した場合、どのようなコースが可能であろうか。

ヒロ空港を利用したハマクアコーストをめぐる7時間のプランを考えてみた。

 

●フライト(ハワイアン航空を利用)
往路: ①ホノルル8:45発→ヒロ9:40着。または、②ホノルル7:20発→ヒロ8:15着。
復路: ①ヒロ17:45→ホノルル18:39着。または、②ヒロ16:15発→ホノルル17:09着。

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●スケジュール(所要時間7時間)
<ヒロ空港出発>
○ヒロ(日系移民を中心として栄えた、ホノルルに次ぐハワイ州第2の都市)
・本派本願寺ヒロ別院(白亜の寺院。開教使(僧侶)が複数在駐=浄土真宗本願寺派)
・ヒロ大正寺(新しい内陣装飾。オリジナルの本堂はヒロで最古=曹洞宗)
・ヒロ・ダウンタウン散策
○ホノム(プランテーション時代、かなり賑わった日系移民の町)
・アカカの滝(落差135mの滝。町から滝へ至る周辺にはかつてサトウキビ畑が広がっていた)
・ホノム遍照寺(真言宗ハワイ別院のご本尊も安置=高野山真言宗)
・ホノム本願寺(遍照寺と隣接=浄土真宗本願寺派)
○ランチは、ホノカア・タウンのどこか、または、テックス・ドライブイン(ホノカア)で。
○ホノカアの町散策(日本人移民の歴史を感じるレトロで小さな町)
・S.ハセガワ・ストア(プランテーション時代の商業施設)
・ピープルズ・シアター(谷本初蔵が開業したハワイ島最大の劇場。映画「ホノカア・ボーイ」の舞台)
・カツ・ゴトウ祈念碑(正義と公正を求めて無念の最期を終えた後藤濶)
○ハマクア浄土院(ハワイ州で最初の仏教寺院=浄土宗)
<ヒロ空港着>

●概算費用
・航空運賃(往復)……ひとり180ドルくらい
・貸切チャーター料金……グループ(1~6名)で560~720ドル
(注)チャーター料金は、各社のサイトから。およそ1時間につき80ドルぐらい。また、上記のプランは7時間の設定だが、催行会社によっては「繁忙期は最低8時間から」と記しているところもある。(航空運賃も含め2021年6月現在)


<ホロホロ歩き・ホノルルから ふらっとヒロへ 日帰りプラン>

費用がかかりすぎ! という方は、ヒロ空港からタクシーでダウンタウンまで行って、歩ける範囲でヒロを散策しながらお寺と日系移民の足跡をたどってみてはいかがだろうか。

ヒロ空港とダウンタウンは近いので健脚の人なら徒歩での往復も可。
※空港からダウンタウンまでタクシーで約10分(約15ドル)。

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(徒歩所要時間)
ファーマーズ・マーケット→(約5分)→ヒロ大正寺、太平洋津波博物館、本派本願寺ヒロ別院
ファーマーズ・マーケット→(約20分)→スイサン→(約10分)→ヒロ法眼寺
本派本願寺ヒロ別院→(約10分)→カフェ100→(約10分)→ヒロ東本願寺


ハワイ島のコロナ最新情報

いつになったら、ハワイ島に行けるのだろうか。

出版した本をお世話になったハワイ島の各寺院へ直接出向いて渡したかった。

しかし、現在の日本の状況では出国すらできそうもない。

しかたなく、出版のお知らせメールだけでも……、と各寺院等へ送ったところ、返信をくださったなかに、コロナに関わるハワイ島の状況がいくつか記されていた。

本書に興味をもってくださっているみなさんに、その概略を紹介したい。

 

(ハワイ島のワクチン接種状況)

ワクチン接種は高齢者にはじまり、今では12歳以上から接種することができる。

とてもスムーズに接種が進み、人口の約半数が2度目の接種を終えている。

※ハワイ島の人口、約186,700人

 

(島内の様子)

ワクチン接種が順調に展開していることで、少しずつ規制緩和され、様々な物事が急速に改善方向へと向かっている。

アメリカ本土からの観光客も増え、ビーチの賑わいも戻ってきた。

お寺においても、外出規制でリモートやYouTube等で行っていた「お参り」が、6月頃から再開されるという。

 

(”ボンダンス”開催⁈)

昨年は島内すべての寺院で中止となったボンダンス(盆踊り)。

だが、現時点で中止を決めている寺院でも、近いうちに練習を始めるところがある。

もしかすると、規模や場所、あるいは日程などを調節して、どこかでボンダンス(盆踊り)が再開するかもしれない。

※2021年5月25日現在