新ハワイ観光と日本人ルーツをたどる旅へ

アロハの島で寺めぐり

アロハの島で寺めぐり

マウカマカイの細道 ハワイ島編


3日間コース ~ハワイ島の日本仏教寺院と日系人の足跡~

日本仏教寺院と日系人の足跡をたどる、3日間コースプランの提案

ハワイ島は通称「ビック・アイランド」と呼ばれるように、オアフ島の約7倍の広さがある。

すべての日本仏教寺院を回ろうとすれば、相当な日数が必要になる。

長期滞在するなら、バカンスの合間に寺院めぐりを組み込んで楽しむことは可能である。

しかし、2~3日の滞在となると相当な体力が求められるし、リゾートはあきらめなくてはならなくなってしまう。
そこで、短期滞在でも見所を絞って効率よく回れるコースプランを立ててみた。


●3日間コースと5日間コースで、日本人観光客が一番多いと思われるワイコロア(コナ北部)を起点にしている。
●道路はほぼ迷うことなく安全に走り、各寺院での滞在時間は20~30分と想定した。
●プラン内の(※)印は本書『アロハの島で寺めぐり』で紹介しているので、起点をヒロに替えたり、好みの寺院と入れ替えたり、省略したりと、自分流のアレンジを楽しんでほしい。

1日目:コナ地区(所要時間およそ7時間)

①コーヒーロードを走る
⑴フラ・ダディ(やや高価だがおいしい)

⑵ドトール(沢尻エリカが美しい庭園で結婚式を挙げて話題に)

⑶UCC(日本人販売員が常駐)などでコーヒーの試飲(UCCでは簡単な農園見学も可能)


②ホルアロア散策。ホルアロアは小さな町で、通り沿いの店舗でのショッピングも楽しい。
⑴コナ高野山大師寺(※)は、一帯に数多くあった真言宗寺院で、ただひとつ残った寺
⑵ホルアロア日本人墓地(※)は、移民の出身県や幼児・若年での死亡が多いことなどが理解できる


③コナ大福寺(※)は、ご住職は観音様のような慈光尼。ショップでは寺名入りのTシャツが手に入る。


④レストラン「てしま」(※)は、地元民で賑わう店内で、安くてボリューミーなランチをどうぞ。


⑤コナ・コーヒー・リビング・ヒストリー・ファーム/内田農園(※)は、コーヒー栽培の工夫と生活の知恵が一目瞭然。開館時間は10:00~14:00。曜日は要確認。ガイドツアー(約1時間)はオススメ。


⑥コナ本願寺(※)は、オニヅカ宇宙飛行士ゆかりの寺。

2日目:ハマクア・コースト(所要時間およそ8時間)
①ホノカア散策では、日本人移民の歴史を感じるレトロで小さな町を眺める。
⑴ホノカア本願寺(※)は、後藤濶の法要を営む寺。近くにホノカア・ヘリテージ・センターがある
⑵ピープルズ・シアターは、谷本初蔵が開業。ハワイ島最大の劇場。映画『ホノカア・ボーイ』の舞台
⑶カツ・ゴトウ祈念碑(※)では、正義と公正を求めて無念の最期を終えた。後藤濶を知ってほしい


②ハマクア・コーストの寺院めぐりは、19号線沿いに寺院が点在する。あらかじめチョイスしておこう。
⑴ハマクア浄土院(※)は、ハワイ州で最初の仏教寺院
⑵ラウパホエホエ・ビーチパーク(※)は、ホノカアでスパムにぎりなどを買い、ランチするのも良し
⑶ラウパホエホエ浄土院(跡)の現在はB&B。声を掛ければ内部見学をさせてくれる
⑷ホノヒナ本願寺(※)は、プランテーション住宅を模したとても小さな寺
⑸ハカラウ浄土院(※)は、キリスト教会を思わせるインド風の白い寺
⑹ホノム遍照寺(※)、ホノム本願寺(※)は隣接している。アカカ滝も近くにある
帰路はサドル・ロード(ダニエル・イノウエ・ハイウェイ)でコナへ。

サドルロード中間点ぐらいのリクレーション・パークにトイレがある。

街灯の数を制限しているので、ハワイ島の夜は暗い。運転要注意!

3日目:プナ地区とダウンタウン・ヒロ(所要時間およそ8時間)
①プナ本願寺(※)は、竣工当時「ハワイ島一の法城」と称された白亜の寺院。
②カーチスタウン浄土院(※)は、オリジナルで現存する最古の寺。
③ヒロ散策。寺院以外にも見所の多い街。ビッグアイランドキャンディーは法眼寺の近く。ファーマーズ・マーケットと太平洋津波博物館はヒロ中心部にある。
⑴スイサンでランチ(ポケ丼)がおすすめ

⑵ロコモコ発祥の店「カフェ100」でランチをするなら、ヒロ東本願寺は近い
⑶ヒロ法眼寺(※)は、開教師の九鬼先生にお話を聞いてほしい
⑷ヒロ東本願寺(※)は、ハワイで一番大きなパイプオルガンがある
⑸本派本願寺ヒロ別院(※)は、白亜の寺院。開教使(僧侶)が複数在中
⑹ヒロ大正寺(※)は、新しい内陣装飾の曹洞宗寺院。オリジナルの本堂はヒロで最古
⑺太平洋津波博物館(※)は、ヒロは1946年と1960年の2度、大きな津波に襲われた


ハワイ島のコロナ最新情報

いつになったら、ハワイ島に行けるのだろうか。

出版した本をお世話になったハワイ島の各寺院へ直接出向いて渡したかった。

しかし、現在の日本の状況では出国すらできそうもない。

しかたなく、出版のお知らせメールだけでも……、と各寺院等へ送ったところ、返信をくださったなかに、コロナに関わるハワイ島の状況がいくつか記されていた。

本書に興味をもってくださっているみなさんに、その概略を紹介したい。

 

(ハワイ島のワクチン接種状況)

ワクチン接種は高齢者にはじまり、今では12歳以上から接種することができる。

とてもスムーズに接種が進み、人口の約半数が2度目の接種を終えている。

※ハワイ島の人口、約186,700人

 

(島内の様子)

ワクチン接種が順調に展開していることで、少しずつ規制緩和され、様々な物事が急速に改善方向へと向かっている。

アメリカ本土からの観光客も増え、ビーチの賑わいも戻ってきた。

お寺においても、外出規制でリモートやYouTube等で行っていた「お参り」が、6月頃から再開されるという。

 

(”ボンダンス”開催⁈)

昨年は島内すべての寺院で中止となったボンダンス(盆踊り)。

だが、現時点で中止を決めている寺院でも、近いうちに練習を始めるところがある。

もしかすると、規模や場所、あるいは日程などを調節して、どこかでボンダンス(盆踊り)が再開するかもしれない。

※以上、2021年5月25日現在